「できれば安く、でも安全な環境を整えたい」ハムスター飼いなら一度は悩むところですよね。
実は100均アイテムだけでも、ロフトや階段、遊び場まで手作りして快適空間にすることができます。
この記事では、100均アイテムを使った手作りの方法や、失敗しない安全DIYのコツを分かりやすくまとめました。
今日からあなたのハムスターの暮らしが、もっと楽しく快適になります。
ハムスター用品は100均でどこまで手作りできる？できる範囲とできない範囲
ハムスター用品は100均でも手作りできます。ただし「安全にアレンジできる部分だけ」にしておく方が安心。
なぜかというと、ハムスターは小さな体で予想外の動きをするもの。
ちょっとした段差や隙間も、ケガや脱走につながる可能性があるからです。
安心して作れる部分と、市販品を使うべき部分の違いを知っておくことで、「これ作ってよかった！」という成功体験につながります。
読み進めてもらえれば、「何を手作りできて、何を避けるべきか」がすぐに分かって、迷いなく快適空間づくりができますよ。
手作りできるもの：ロフト・階段・遊び場・ケージ拡張パーツ
ロフトや階段など“追加パーツ”は100均DIYで安全に作れます。
理由は、自然素材の木材・すのこ・積み木など、ハムスターに優しい素材が100均で手に入るから。
例えば
- ロフト→すのこを固定して上階をつくる
- 階段→積み木で段差を小さく
- 遊び場→トンネルや迷路を段ボールで
- 拡張→小部屋を作って探検エリアに
こうした工夫で、ハムスターの行動範囲を広げてあげられるのが魅力ですね。
ちょっと手を加えるだけで、「おっ、いいじゃん！」って思えるレベルの環境が作れるので、まさに飼い主の腕の見せどころです。
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購入推奨のもの：ケージ本体・扉・給水器・回し車
ケージ本体・扉・給水器・回し車はDIYせず、市販品を選んだ方が安全です。
なぜかというと
- ケージ本体→通気性＆脱走防止が難しい
- 扉→固定が緩むと即脱走
- 給水器→水漏れや不衛生につながる
- 回し車→軸ブレがあるとケガの原因
という、命に関わるポイントが多いんですよね。
市販品を選ぶ場合は、「静音回し車」「ボトルは高さ調整できるもの」「金網よりアクリルタイプ」のように、安全性を基準に選ぶと失敗しません。
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100均DIYで手作りが人気な理由
「自分で作ったものを使ってくれてる…！」この喜び、飼い主ならわかりますよね。
色味を統一して北欧風にしたり、秘密基地っぽくしてみたり、インテリアと馴染むのも嬉しいポイント。
最近はSNSでも「手作りのハムスター飼育環境」がたくさん紹介されていて、思わず真似したくなるアイデアもありますよね。
あなたの工夫で、世界にひとつだけの住み心地バツグンな空間ができあがりますよ。
ハムスターの安全を守る100均DIYチェックリスト
安全チェックをすることで、100均DIYでも安心な住環境を作れます。
小さなハムスターは、ほんの少しの段差やささくれでもケガにつながりやすい生き物。
だからこそ「まずは安全」から考えてあげたいですね。
この章では、初心者でもすぐ実践できるポイントを、分かりやすくチェック形式で紹介します。
作る前にここだけ押さえれば、ハムスターも飼い主も安心です。
素材選びの基準（塗料・接着剤・金属・プラスチック）
安全な素材だけを使うことが、DIY成功の第一歩です。
なぜかというと、口に入れてしまったり、舐めたりすることが当たり前だから。
| 種類 | OK／NG | 理由 |
|---|---|---|
| 木材（無塗装） | OK | かじっても安全性高い |
| 木材（塗装あり） | NG | 塗料成分が有害の可能性 |
| プラスチック（硬質） | △注意 | 齧るなら交換、角処理必須 |
| 接着剤（瞬間接着剤） | NG | 有毒成分・誤飲リスク |
| 金属網・ワイヤー | △注意 | 足や口を挟む可能性 |
市販のペット用品でも「齧って剥がれそう」「塗装が厚い」と思ったら避けるのが安全です。
脱走・落下リスクを無くす設計
ハムスターの身体能力を踏まえた設計が事故防止につながります。
ハムスターって意外と運動神経よくて、
- 垂直に近い傾斜も登れる
- ギリギリの隙間もするり
なんてことも。
だから
- 段差は5〜10cm以内
- すき間は1.5cm以下
- 床材は滑りにくいもの
ここを守るとケガの防止につながります。
「ここなら届かないだろう」は通用しないので、先回りした設計が安心ですね。
強度と角処理でケガ防止
強度と角処理をして、ケガの原因を根本からなくしましょう。
ささくれや鋭い角は、小さな足裏・ほっぺ・鼻先を傷つけがち。
対策として
- ヤスリで角を丸く
- 結束バンドで補強
- 揺れたら即修正
たったこれだけでも、安全性は劇的に変わります。
完成した後も触ってみて、「ちょっと引っかかる？」と感じたところは必ず調整すると安心です。
ハムスターに安心な100均アイテムと活用アイデア
安全な素材を選べば、100均アイテムだけで快適空間づくりの土台が整います。
ダイソーやセリアは、じつはハムスター向けに応用できる宝庫。
何を買えばいいか分からない時って、売り場をウロウロしがちですよね。
ここでは「そのまま買い物メモにできる」ように、使いやすいアイテムと活用方法をまとめました。
木材（すのこ・積み木）で作るパーツ
木材アイテムはロフトや階段など“上に広げる”DIYに最適です。
ジャンガリアンでも、ちょっと高い場所が大好き。
そこで役立つのが
- すのこ：ロフトの床や階段の踏み板に
- 積み木：段差調整、階段の土台に
- 木板：小部屋づくりに
といったアレンジ。
ポイントは
- 無塗装を選ぶ
- 角はヤスリで丸く
- 固定は結束バンド or ネジフック
これでかじっても安心で、見た目もおしゃれに仕上がります。
プラケース・ワイヤーの安全な使い方
プラスチックやワイヤーは“広げる・支える”に使えば安全性が高いです。
ただし、齧る性質を理解した配置が大事。
たとえば
- プラケース：見える化できる小部屋に
- ワイヤーネット：ロフトの支えや仕切りに
その代わり
- 齧り跡が出たら即交換
- ワイヤーの角はゴムキャップ
といった細かな対策が効果的です。
通気性を確保できるので、暑い時期にも安心。
補強＆メンテ用アイテム（結束バンド・滑り止めなど）
補強アイテムがあると安全性と耐久性がグッと上がります。
DIY初心者ほど、ここを押さえると成功率が高まります。
100均で揃う便利グッズ
- 結束バンド：揺れ防止、補強に
- 滑り止めシート：階段のステップに
- 耐震ジェル：固定して転倒防止
- ケーブルカバー：鋭い部分の保護
掃除のたびに外しやすい設計にしておくと、衛生的で長く使えます。
買い出しリスト＆選び方のコツ
まずは“これだけ”でOKの基本セットを揃えましょう。
いきなり全部揃えると失敗しやすいので、まずは少なめから。
- すのこ（無塗装）
- 積み木セット
- 結束バンド
- タイラップカッター（結束バンド切り用）
- 滑り止めシート
- ミニ木製ボックス（小部屋用）
これだけで
- ロフト
- 階段
- ちょっとした隠れ家
まで作れてしまう親切セット。
慣れてきたら、追加でプラケースや金具を足していけば十分です。
【目的別】ハムスター向け100均DIYアイデア集
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ちょっとした工夫だけで、ハムスターが毎日ワクワクする空間を作れます。
「遊んでる姿を見るのが幸せ」って飼い主あるあるですよね。
お金をかけなくても、アイデア次第で快適さと楽しさの両立ができます。
ここでは、写真やひとこと手順でイメージしやすいアイデアをご紹介します。
ロフトDIY：段差を楽しめる上層空間
ハムスター小屋の中を模様替え\(･◡･)/
小屋をひっくり返したりしてとても活発なのでアスレチック風に
ダイソーで買った足場•ブランコ•木製製品等を組み合わせて新たなロフト風アスレチックを作製
ハム小屋も新調したから早速置いてみた(о´∀`о)#ダイソーDIYフォトコンテスト#一般部門 pic.twitter.com/SfchJ2Gdzt
— ゆき (@K1yut478) August 2, 2022
ジャンガリアンなど小型のハムスターは、実は運動量は多いものの「上下運動」を必要とする動物ではありません。
もともと地中に巣穴を掘って暮らす習性があるため、高低差のある環境は本来の生活リズムには不要なんです。
だからこそ、ロフトを作るときは「見た目を楽しむ＋少しだけ運動できる」くらいがちょうどいい。
- 高さは5cm前後を目安に、落下してもケガしない程度に
- 床材はすのこや無塗装の木板で通気性を確保
- 側面にワイヤーや壁を設置して落下防止
手順もシンプル
- すのこを結束バンドでしっかり固定
- 角をヤスリで丸くし、滑り止めを敷く
- 登り口を階段とつなげる（急すぎない角度で）
ちょっと高い場所で毛づくろいしてる姿、めちゃかわいいです。
ハムスターがロフトの上で毛づくろいをしたり、餌を持ち帰ってのんびり過ごす様子はとても可愛いですが、「高くしすぎない・安全重視」を忘れないことがポイントです。
フラットでシンプルなレイアウトを基本に、プラスαで小さなロフトを楽しむイメージで十分ですよ。
階段DIY：上り下りしやすい安全設計
階段作った。
ハムスターにというか、家に愛着湧いちゃうやつ。#ハムちゃんの家#自作#あまクラフト#セリア pic.twitter.com/9U4FTFqG2u
— あまのもの (@amanomono) June 27, 2018
階段は“低く・緩く・かじっても安全”が基本です。
ハムスターは足が短く、ジャンプも得意ではないため、急な段差は転落やねんざの原因になります。
作るときはステップの高さを2〜3cm以下、傾斜を30度以内にしてあげましょう。
- 無塗装の木材（すのこ・積み木）
- コルク板（柔らかくて滑りにくい）
- 滑り止めシート（透明タイプが便利）
作り方のポイント
- 積み木を並べてステップ状に
- ヤスリで角を整え、滑り止めを貼る
- 結束バンドでしっかり固定
結束バンドを下側に通すことで、足を引っかける心配も減ります。
上り下りの動きを“のしのし”楽しんでいる姿は、本当に愛らしいですよ。
遊び場DIY：好奇心を引き出すトンネル＆迷路
#ハムスターのいる暮らし #ハムスターの遊び場#諭吉さん#立ち入り禁止
遊び場にハシゴをつけてあげました🐹✨✨
※飼い主の声はいってます pic.twitter.com/hUR43IdILN
— ぴんくべりー (@Rog8Y) March 6, 2024
トンネルや迷路は“探索本能を刺激する安全な遊び場”として最適です。
ハムスターは地中に巣穴を掘る動物。
だから「潜る」「くぐる」行動ができる空間があると落ち着きやすくなります。
おすすめアイテム
- トイレットペーパーの芯（王道）
- プラコップや紙コップ（切り抜いてトンネルに）
- 小箱（入口と出口を2つ以上開ける）
- 通り抜けられる直径は5cm以上
- 1本道より“ぐるっと一周できる導線”がベター
- 暗くなりすぎないよう、入口付近は明るめに配置
狭い空間＋ちょっとした光の差し込みが、ハムスターにとって最高の冒険ステージ。
運動不足やストレス解消にも効果的です。
ケージ拡張DIY：部屋追加＆見える化
ケージ拡張は“広げすぎず、安全に接続する”のがポイントです。
「もっと広くしてあげたい」と思うのは飼い主の愛情そのもの。
ただ、通気性や導線を考えないと暑さ・湿気・迷路化のリスクが出てきます。
- 通気穴を確保して風通しを良くする
- プラケースや木箱を短いチューブで接続
- 角度の急な通路や段差は避ける
また、ハムスターが帰り道を見失わないように、行き止まりを作らない設計が大切。
複雑すぎる構造はかえってストレスになることもあります。
理想は「1LDKの広めワンルーム」くらいの気持ちで。
シンプルに、見える場所で安全に過ごせる環境がベストです。
ハムスターDIYでよくある失敗と正解のコツ
よくある失敗は「少しの工夫」で全部防げます。
初めてDIYに挑戦すると、思わぬトラブルが起きることもあります。
でもそれは、ハムスターの性格や行動を知るチャンスでもあるんです。
かじり防止
ハムスターって、本当によくかじりますよね。
「そこはやめて〜！」って思っても、本人（本ハム？）に悪気はなくて、ただ歯を削るためにやってるだけ。
歯は一生伸び続けるので、かじるのは生きるための大事な習性なんです。
だから対策のコツは、“やめさせる”じゃなくて“かじっていい場所を作る”。
例えば──
- 無塗装の木材やかじり木を用意する（かじっても安心）
- 角や端っこに齧り木を配置して、注意をそらす
- かじられたパーツは早めに交換する（小さな破片が危険）
「新しいおもちゃに夢中で、DIY部分をかじらなくなった」なんてこともよくあります。
ハムスターにとっても、ストレスなく自然に過ごせるし、飼い主も安心。
かじり行動は“悪さ”じゃなく“本能”。上手につき合えばトラブルゼロです。
ハムスターのDIY用品は作った後が大事！チェックポイント5つ
作って終わりじゃなく、“使いながら守る”のが本当の安全です。
どんなに丁寧に作っても、時間が経つと少しずつ緩んだり、かじられたりします。
週に1回の点検を習慣にするだけで、事故やケガをほとんど防げます。
ここでは、パッと見て確認できる5つのチェックポイントを紹介します。
1. 固定の強度
→ 揺れやグラつきがないか、手で軽く押して確認。
緩みがあれば結束バンドを締め直す。
2. 角・ささくれ
→ 指でなぞって引っかかりがあればヤスリで丸く。
木くずが残っていないかも要チェック。
3. 段差・落下距離
→ ロフトや階段は5cm前後が安全ライン。
高すぎたら台を外して低くする。
4. 換気と湿気
→ 通気口が塞がっていないか確認。
湿気がこもるとカビや臭いの原因に。
5. かじり跡・劣化
→ 齧られて削れた部分は、早めに交換。
プラ素材は割れる前に取り替えるのが安心。
たった数分で、ハムスターの毎日がずっと安全で快適になります。
あなたの“ちょっと見てあげよう”が、いちばんの安全対策です。
ハムスター用100均DIYのよくある質問（Q&A）
安全に作れば、100均DIYでもハムスターは快適に暮らせます。
ただ、「これって大丈夫かな？」と不安になる瞬間もありますよね。
ここでは、飼い主さんがよく悩む質問を簡潔にまとめました。
迷ったときは“安全優先”。見た目よりも、ハムスターが安心して過ごせることがいちばん大切です。
気になる素材や構造は、メーカー公式や動物愛護関連の情報をチェックしておくと間違いありません！
まとめ｜ハムスターの快適空間は100均DIYで進化する
100均DIYは、特別な道具も、高い材料もいりません。
少しの工夫と、ハムスターを思う気持ちがあれば、世界にひとつだけの安心空間が作れます♪
今日紹介したアイデアをひとつでも試せば、あなたのハムスターは新しい冒険を楽しめるはずです。
100均DIYで、あなたの手で作るぬくもりのあるハム部屋を楽しんでください。
＼ブランコやハシゴもネットで手に入る♪／