寒くなってきて、「ハムスターって寒さに弱いって聞くけど、どうすればいいの?」と悩む飼い主さんは多いですよね。
実は、冬の環境づくりを間違えると、体調を崩したり“疑似冬眠”になる危険も。
この記事では、初心者でもすぐ実践できる理想の温度管理と寒さ対策を解説します。
読み終える頃には、ハムスターが冬を安心して過ごせる環境づくりが自信をもってできるようになりますよ。
Life with Pets 運営者
都内在住。ペットショップ勤務歴4年の元スタッフ。
これまで、さまざまな飼い主さんの悩みや相談を聞きながら、ペットのしつけやおすすめグッズの紹介などを行ってきました。
父はペット用品メーカーの卸業と実店舗のショップを経営しており、幼少期からペットが身近にいる環境で育ちました。
犬・猫・小動物・メダカ・金魚など、幅広い飼育経験があります。
現在は、ペット業界で培った知識と経験をもとに、これからペットを迎える方や、もっと快適な環境を作りたい飼い主さんに向けて、 リアルな経験とプロの視点からわかりやすく情報を発信しています。

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ハムスターはなぜ冬に弱い?寒さによるリスクと注意点

寒くなってくると、「うちのハムスター、寒くないかな…?」と心配になりますよね。
ハムスターは人間以上に寒さに弱い生き物です。
その理由を知ることで、冬を安全に乗り越える準備ができます。
ハムスターが寒さに弱い理由と原産地との関係
ハムスターは、乾燥した温暖地域が原産の動物です。
もともとシリアや中央アジアなど、気温差はあっても「極端な寒さ」は少ない地域に暮らしてきました。
そのため、体は寒さに適応していません。
野生では気温が下がると冬眠して体力を温存しますが、室内飼いのハムスターが同じように冬眠してしまうと危険。
温度管理ができない環境では、体温が下がりすぎて命に関わることもあります。
さらに、ハムスターは「体温を保つ脂肪が少なく」「体が小さいために熱が逃げやすく」「代謝も落ちやすい」動物。
つまり、少しの寒さでも体が冷えやすい構造なんです。
「人間がちょっと寒いな」と感じる程度でも、ハムスターにとっては“危険信号”。
冬を安全に過ごすためには、飼い主が環境をコントロールしてあげることが欠かせません。
ハムスターの種類によっても、寒さへの強さは異なります。
ジャンガリアンやキャンベルなどのドワーフ種は比較的寒さに強い一方で、ゴールデンハムスターは寒さに弱く、暖房管理がより重要です。
同じ種類でも個体差があるため、日頃の行動や食欲の変化を観察して調整しましょう。
ハムスターが冬にかかりやすいトラブルと症状
ハムスターは寒さによって、疑似冬眠・低体温・食欲低下などのトラブルを起こします。
とくに注意したいのが「疑似冬眠」。
室温が急に下がると、体温が下がり、動かなくなってしまうことがあります。
こんな様子が見られたら要注意です。
- 体が冷たい
- 動かない/呼びかけに反応しない
- 呼吸が浅い・ゆっくり
- 餌や水に手をつけない
これらの状態は「少し寝ているだけ」ではなく、低体温で体が危険な状態にあるサインかもしれません。
放置すると命を落とすこともあるため、すぐに対応が必要です。
ハムスターの疑似冬眠を見分ける方法と正しい対処法
ハムスターの体が冷たく、動かない状態が数時間以上続くときは、疑似冬眠の可能性があります。
ただし、焦って体を急に温めてはいけません。
まずは「本当に生きているか」を確認します。
耳や鼻先をよく見ると、かすかに呼吸していることがあります。
その場合は、手のひらでゆっくり体を包み込み、人肌で温めてあげてください。
室温を25度前後まで上げ、静かに見守ります。
徐々に体が温まると、少しずつ動き出すことがあります。
ただし、「お湯で温める」「ドライヤーを当てる」「ヒーターの上に直接乗せる」などの行為は絶対NG。
急激な温度変化でショックを起こし、命を落とすこともあります。
一度疑似冬眠になったハムスターは再発しやすいため、以後は徹底した温度管理が必要です。

ハムスターが快適に過ごせる冬の温度と湿度の目安

「ハムスターにとってどのくらいの温度がいいの?」と迷う飼い主さんは多いですよね。
ハムスターが冬を安全に乗り越えるためには、“適切な温度と湿度の維持”が何より大切です。
数値で理解し、毎日の環境管理に活かしましょう。
ハムスターにとって理想的な冬の温度と湿度の範囲

この範囲をキープできると、体温や代謝を安定させ、体調を崩しにくくなります。
ジャンガリアンハムスターなど小型種はやや寒さに強い傾向がありますが、それでも18℃を下回ると危険ゾーン。
一方、ゴールデンハムスターは体が大きく温度変化に敏感なので、25℃前後を保つのが安心ラインです。
「部屋全体は20℃なのにケージ付近は16℃だった…」ということもよくあります。
ケージは床付近に置くことが多く、冷気がたまりやすいからです。
そのため、飼い主の体感よりも“少し暖かい環境”を意識することが大切ですね。
ハムスターが寒さを感じているときのサイン

「最近あまり動かない」「ずっと巣にこもってる」などの様子が見られたら、寒さを感じているかもしれません。
- 巣にこもって出てこない
- 体を丸めて動かない
- ごはんの減りが少ない
- 巣材を集めて増やしている
- 寝ている時間が異常に長い
こうした行動が見られたら、ケージ内の温度をすぐ確認してみてください。
温度が20℃を下回ると、代謝が落ちて動きが鈍くなることがあります。
逆に「元気すぎて回し車を止めない」場合は、暑すぎることも。
この章で紹介した数値を目安に、行動と温度をセットで見る習慣をつけましょうね。
ハムスターの温度管理に役立つ温湿度計の使い方
ハムスターを守るために、温湿度計は欠かせないアイテムです。
設置場所を誤ると正確な数値が取れないため、注意が必要です。
おすすめの設置位置は、ケージ内の壁面(横)や、ハムスターが過ごす高さに近い床付近(約20cm前後)です。
冷たい空気は下にたまりやすいため、ケージ上部よりも低い位置に設置すると実際の環境を正しく測れます。
また、ヒーターや直射日光が当たる場所は避けましょう。
温度が高めに表示され、実際の環境との差が生じてしまいます。
最近では、リアルタイムで温度と湿度を確認できるデジタル式が主流です。
さらに、スマホ連動タイプなら外出中でも室温をチェックできて便利です。
「なんとなく暖かい」ではなく、数字で管理することが冬を乗り切る最大のポイントです。

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温湿度のバランスもとても大切です。
湿度が70%を超えるとカビやダニが発生しやすくなり、40%を下回ると皮膚や目が乾燥してトラブルの原因になります。
冬場は加湿器や濡れタオルを活用し、湿度40〜60%をキープするよう心がけましょう。
ハムスターの冬支度|快適な飼育環境とおうちの作り方

冬の準備は、気温が15℃を下回る前の10〜11月ごろから始めるのが理想です。
急に冷え込むと体調を崩しやすく、特に夜間は気温が一気に下がるため注意が必要。
早めに環境を整えておくことで、疑似冬眠や体調不良を防げます。
冬の寒さ対策を始める前に大切なのは、ハムスターが安心して過ごせる“おうちの環境”を整えることです。
どんなにヒーターを使っても、環境そのものが寒ければ意味がありません。
まずは「どこに置くか」「何を使うか」から見直していきましょう。
ハムスターのケージ設置場所と避けるべきNG環境
ハムスターのケージは、冷気や風、直射日光、エアコンの風が当たらない場所に置くのが基本です。
意外と見落とされがちなのが「風の通り道」。
窓際・玄関近く・エアコンの真下は温度変化が激しく、体調を崩す原因になります。
冷たい空気は床にたまりやすいので、床から少し高い位置(30〜50cm程度)に置くのがおすすめです。
小さな台やラックの上に置くだけで、底冷えをぐっと防げます。
また、部屋全体の温度が安定していることも重要。
ヒーターを当てるだけでなく、部屋の空気全体を20〜26℃に保つ意識が大切ですね。
「暖かいリビング=安心」と思っても、夜中にエアコンが切れると一気に冷え込むこともあります。
温度変化を最小限に抑えるために、“一定の温度を保つ”環境づくりが第一歩です。
ハムスターの巣材・床材の選び方と保温性アップの工夫

おすすめは「柔らかい紙素材」「ウッドチップ系」「短繊維タイプの綿素材(※安全設計のもの)」の3つ。
どれも通気性がありつつ、温もりを逃がしにくいのが特徴です。
ただし、繊維の長い綿や手芸用コットンはNG。
手足に絡まったり、かじって誤飲するおそれがあります。
安全なハムスター用として販売されている短繊維タイプを選びましょう。
反対に、新聞紙やティッシュは避けてください。
インクや紙粉でアレルギーを起こしたり、かじると危険です。
床材は少し厚めに敷くのがコツで、目安は3〜5cm程度。
ハムスターがもぐって眠れるくらいの深さが理想です。
その上で、ケージ全体を毛布やプラダン(断熱パネル)で軽くカバーしてあげましょう。
ただし、空気の通り道を必ず確保して、蒸れを防ぐことも忘れずに。
巣材を変えるだけでも、体感温度が2〜3℃変わることがあります。
寒さ対策のキーワードは「足元から・ふんわり包む」です。
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冬の昼夜で変わるハムスターの過ごし方と注意点

人間が寝ている間に活動するため、夜間に温度が下がると体を冷やしてしまいます。
夜はエアコンが止まり、気温が一気に下がる時間帯。
ヒーターをタイマーで自動稼働させる、断熱ボードでケージを囲うなど、“夜こそ守る”環境づくりを意識してください。
朝晩の温度差を減らすのもポイントです。
日中に暖めすぎて、夜に急に寒くなるのはNG。
1日を通して一定温度をキープすることが、冬を乗り越える最大の秘訣です。
「夜は静かに動いてるから大丈夫」ではなく、“夜こそ危険時間帯”という意識を持つことが、飼い主にできる大切なケアですね。
ハムスターの寒さ対策グッズと安全な使い方

「ヒーターってどれを選べばいいの?」「つけっぱなしで大丈夫?」
冬になると、そんな疑問を持つ飼い主さんが多いですよね。
ハムスターの寒さ対策は、“正しいグッズ選びと安全な使い方”がすべてです。
間違った使い方をしてしまうと、低温だけでなく“過加熱”によるストレスも起こることがあります。
ここでは、初心者でも安心して使える方法を詳しく紹介します。
ハムスター用ヒーターの種類と選び方
ハムスター用ヒーターには大きく3タイプあります。
それぞれ特徴があるので、環境や飼い主さんのライフスタイルに合わせて選びましょう。
床下ヒーター:ケージの下に敷いて、下からじんわり温めるタイプ。
→ 温度が安定しやすく、安全性が高い。初心者におすすめ。
パネルヒーター:ケージの側面に設置し、横から温めるタイプ。
→ 温度調整がしやすく、寒い夜の補助として便利。
電球型ヒーター:上部に吊るして温風を送るタイプ。
→ 広範囲を温められる反面、乾燥しやすい・直射が危険なことも。

全体を温めてしまうと、逃げ場がなくなり、逆に体温調節ができなくなります。
たとえばケージの左側を温めたら、右側にはヒーターが当たらない“涼しいスペース”を確保。
ハムスターが自分で温度を選べるようにしてあげてくださいね。
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今のうちにヒーターを準備して、寒さ知らずの冬に。
初心者なら「床下ヒーター+パネルヒーターの併用」がバランス◎。
片方を弱めに設定しておくと、体調や季節に応じて微調整できます。
ハムスターに適したパネルヒーター・エアコン・湯たんぽの使い分け
ハムスターの冬対策では、1つの器具に頼りすぎず、複数を組み合わせるのがコツです。
それぞれの特徴を理解して、使い分けましょう。
- エアコン:24時間稼働OK。
一番安定した温度管理ができます。
ただし、乾燥しやすいので湿度計でチェックしながら加湿を忘れずに。
- パネルヒーター:局所的な保温に最適。
エアコンと併用すると電気代も節約できます。
- 湯たんぽ:短時間の外出時や緊急時向け。
ペット用の低温タイプを使い、タオルで包んでケージの外側に設置します。
エアコン+パネルヒーターの併用は、実はとても効率的です。
部屋全体の温度を一定にしつつ、ケージ内部を微調整できる“理想的な組み合わせ”です。
一方で注意したいのは乾燥と過加熱。
暖房器具を使うと湿度が下がり、皮膚トラブルや脱水の原因になることもあります。
湿度計で40〜60%を保つことを忘れないでくださいね。
ちなみに、楽天などでは「温度調整機能付きパネルヒーター」や「タイマー付き床下ヒーター」も販売されています。
レビュー数が多い商品ほど、温度の安定性が高く安全性も◎です。
\寒くなる前に、あたたかい居場所をつくってあげましょう。/
ハムスターの暖房で注意すべき過剰保温と逃げ場の確保
ハムスターのケージ全体を温めすぎるのはNGです。
体温調節ができなくなり、暑さによるストレスや脱水のリスクが上がります。
理想は、「温」「中」「冷」の3つのゾーンを作ること。
ケージの一部(1/3程度)をヒーターで温め、中央に中間ゾーン、反対側を涼しいゾーンに。
ハムスターが自分で“ちょうどいい場所”を選べるようにしてあげましょう。
たとえば
- 寝るときは温かい巣箱
- ごはんの時間は中間スペース
- 遊ぶときは少し涼しい場所
このように、環境を使い分けることで自然な体温リズムを保てます。
さらに、ケージの外側を断熱ボードやプラダンで囲うと、保温効率がぐっと上がります。
ただし、密閉しすぎると空気がこもりやすいので、1〜2か所は通気口を確保してください。
「あったかい=安全」ではありません。
“選べる温度環境”を作ることこそが、冬の正しい寒さ対策です。
ハムスターの寒さ対策でやってはいけないNG行動
暖めたい気持ちが強すぎると、かえって危険な環境になることもあります。
以下のような行為は避けましょう。
- ストーブやヒーターの風を直接ケージに当てる
- 毛布でケージ全体を覆って密閉する
- ヒーターをケージ全面に敷いて逃げ場をなくす
- 保温グッズだけに頼って室温管理をしない
温かい部分と涼しい部分をバランスよく作り、「逃げ場のある温度管理」を心がけてください。
ハムスターの冬対策|ヒーターや暖房なしでもできる工夫

「ヒーターがないけど大丈夫かな?」「電気代が気になって暖房をつけっぱなしにできない…」
そんな悩みを抱える飼い主さんも多いと思います。
ハムスターは“少しの工夫”でしっかり守ることができます。
ここでは、ヒーターなし・エアコンなしでもできる保温テクニックを紹介します。
ハムスターの暖房なしでもできる保温テクニック
ヒーターがなくても、環境を工夫するだけでハムスターを暖かく保つことは可能です。
たとえば「段ボール」「毛布」「断熱マット」を組み合わせれば、電気を使わずに保温できます。
まずおすすめなのが、段ボールでケージを二重構造にする方法。
大きめの段ボールを用意して、ケージごと中に入れます。
外側の隙間には新聞紙やタオルを詰めると、空気の層ができて断熱効果がアップ。
これだけでも2〜3℃ほど室温が上がることがあります。
さらに、ケージの上から毛布やフリース布をかけると保温力が高まります。
ただし、空気の通り道を少し残しておくこと。
完全に覆うと酸欠や結露の原因になります。
床には断熱マット(100均のジョイントマットでもOK)を敷いて、底冷えを防ぎましょう。
冷たい空気は下にたまるため、足元の対策だけでも大きな効果があります。
ヒーターがなくても“空気の層をつくる”だけで体感温度は変わります。
電気を使わない「自然の保温力」を活かしましょう。
ハムスターのエアコンなし環境で温度をキープする方法
エアコンを使わなくても、部屋全体を“冷やさない工夫”で温度はキープできます。
一番のポイントは「冷気を入れないこと」。
窓はアルミサッシから熱が逃げやすいので、断熱シートやプチプチを貼るだけでもかなり違います。
さらに、カーテンを厚手のものに変えると、外気の影響を和らげられます。
ドア下の隙間からも冷気が入り込むため、隙間テープや布を置いて風をシャットアウト。
このひと手間で夜間の冷え込みを大幅に防げます。
また、ハムスターを飼っている部屋にカーペットやラグを敷くのもおすすめ。
床からの冷気が和らぐうえ、部屋全体の温度が均一になりやすくなります。
「家全体を温める」のではなく、“ハムスターのいる空間だけを守る”意識を持つと、効率よく暖かさをキープできます。
\冷気をシャットアウト!/
節約しながら守るなら、“冷気の侵入を防ぐ”が鉄則。
エアコンなしでも、「断熱+すきま風対策+保温」を意識すれば、十分乗り切れます。
ハムスターを守る停電・外出時の寒さ対策アイデア
突然の停電や外出時も、事前準備でハムスターを守ることができます。
冬場は急に気温が下がるため、電源が使えない状況を想定しておきましょう。
一番手軽なのが、ペットボトル湯たんぽ。
500ml〜1Lのペットボトルに40℃前後のお湯を入れ、タオルで包んでケージの外側に置きます。
じんわりとした熱が数時間続き、ヒーター代わりになります。
ただし、直接ケージに触れさせないこと。
熱すぎるとプラスチックが変形したり、やけどの原因になります。
外出前は必ず温湿度計で数値をチェックしましょう。

どんな環境でも、「備え」があればハムスターを守れます。
日常から“いざというとき”を意識しておくと安心ですね。
冬のハムスターの行動変化と健康チェックポイント

「最近なんだか動きが少ない」「巣から出てこないけど大丈夫かな?」
そんな変化を感じたら、それはハムスターからのサインかもしれません。
ハムスターは言葉を話せない分、行動で体調を伝えてくれます。
小さな変化を見逃さないことが、冬を安全に乗り切る第一歩です。
ハムスターの行動からわかる寒さのサイン
ハムスターは寒さを感じると、行動が目に見えて変わります。
普段は活発でも、気温が下がると体を守るために動きが鈍くなるのです。
- 巣にこもって出てこない
- 丸まってじっとしている
- 餌を食べる量が減った
- 鳴く頻度が増えた(普段鳴かない子が鳴く)
たとえば、いつもは夜に活発に回し車で走っていたのに、最近は動かない。
手で触ると体が冷たい。
それは、「寒いよ」「体が冷えてるよ」というサインかもしれません。
特に室温が20℃を下回ると、代謝が落ちて体がうまく動かなくなることもあります。
もしこんな様子が続くときは、室温を25℃前後に上げて、巣材を増やしてあげましょう。
「寝てるだけ」と思っても、冬は油断禁物。
“動きが鈍い=寒さのサイン”と覚えておくと安心です。
元気すぎるハムスターは注意?暖まりすぎやストレスの可能性
反対に、やたらと元気すぎるハムスターも要注意です。
一見「元気でよかった」と思いがちですが、実は“暑すぎ”や“ストレス”が原因の場合もあります。
こんな行動が見られませんか?
- 回し車を暴走気味に回す
- 床やケージをガリガリかじる
- 巣を壊して何度も作り直す
- ケージの中を落ち着きなく行き来する
これらは、「温度が高い」「照明が明るい」「音や振動がストレス」などのサインです。
体が暑くなるとハムスターはイライラしやすく、落ち着かなくなります。
もし心当たりがあるなら、
- 室温を1〜2℃下げる
- ケージの位置を静かな場所に移す
- 照明を弱める
この3つを試してみてください。
ほんの少し環境を変えるだけで、驚くほど落ち着きを取り戻すことがあります。
“元気=健康”とは限りません。
「いつもと違う元気さ」も、環境バランスのサインなんです。
ハムスターの異常行動が見られたときの初期対応と病院相談の目安
いつもと違う行動を見たときは、「様子見」せずに早めに行動を。
ハムスターは体が小さいぶん、1日の遅れが命に関わることもあります。
- 数時間動かない
- 呼吸が浅く、体が冷たい
- ごはんや水をまったく口にしない
- けいれん、異常な鳴き声
このような場合は、まず室温を25℃前後に上げて、手のひらで包んでゆっくり温めてください。
体が冷えているときに急激に温める(お湯・ドライヤーなど)は厳禁です。
それでも動きが戻らない場合は、2〜3時間以内を目安に動物病院へ。
「まだ大丈夫かも」と様子を見るより、早めに相談する方が安全です。
- 現在の室温・湿度をメモしておく
- 行動の変化をスマホで撮影しておく(獣医師に説明しやすい)
- 最後に餌や水を取った時間を記録しておく

ハムスターの冬のケア習慣|毎日できるチェックリスト

「冬の間、どんなお世話をすればいいの?」と迷う飼い主さんも多いですよね。
ハムスターの健康を守るコツは、“毎日の小さな習慣”にあります。
1日5分のチェックでも、体調トラブルを早期に防ぐことができます。
ここでは、朝と夜のルーティン、掃除や換気のコツ、そして春に向けての切り替えポイントを紹介します。
朝と夜に行うハムスターの健康チェック項目

朝のチェックポイント
朝は一日のスタート。
まずは温度と湿度の確認から始めましょう。
温湿度計を見て、室温20〜26℃・湿度40〜60%が保たれているかをチェック。
夜の間に冷え込みすぎていないか確認することが大切です。
続いて、食欲と水分チェック。
エサが減っているか、水がしっかり減っているかを見ることで、ハムスターの元気度がわかります。
「ごはんが全然減っていない」「水を飲んだ形跡がない」ときは、体調が悪いサインの可能性も。
毎朝チェックすることで、異変をすぐに発見できます。
夜のチェックポイント
夜はハムスターの活動時間。
寝る前にヒーターの位置と温度を確認し、夜間の冷え対策を強化します。
ヒーターのコードが外れていないか、温度が高すぎていないかも見ておきましょう。
さらに、水の補給とボトルの詰まり確認も忘れずに。
夜は活発に動くので、水分消費が増えます。
ボトルのノズルが凍っていないかも冬場は要チェックです。
冬に行うハムスターの掃除・換気・メンテナンスのコツ
掃除や換気も、冬はタイミングが大事です。
気温の低い朝晩ではなく、昼のあたたかい時間帯に行うのがポイント。
ケージを掃除するときは、短時間で済ませて、巣箱の中身をすべて取り替えないようにしましょう。
ハムスターは自分のニオイが消えるとストレスを感じるため、巣材の一部は残して再利用するのが◎です。
換気は「短時間・直風なし」が鉄則。
窓を数分開けて空気を入れ替えるだけで十分です。
その際は、ケージを別の部屋や壁際に一時移動させて、冷気を避けるようにしましょう。
また、ヒーターや電気コードのホコリ取りも定期的に行ってください。
ホコリがたまると発火リスクや温度不安定の原因になります。
掃除・換気・メンテは“昼の暖かい時間+短時間”が基本。
清潔さと保温のバランスが冬ケアのカギです。
春への切り替え時期に注意したいハムスターのケアポイント
春になったからといって、急に暖房を止めるのはNGです。
ハムスターの体は季節の変化に敏感。
環境が急に変わると、体調を崩したり毛並みが乱れたりすることがあります。
暖かい日が続くようになったら、少しずつ温度を下げて慣らしていくのが理想です。
たとえば、1週間ごとに1〜2℃ずつ下げる、ヒーターの稼働時間を徐々に短くするなど。
この「ゆるやかな変化」が、ハムスターの体を守ります。
また、春は湿度が上がる季節。
結露が増えたり、巣材が湿りやすくなることもあります。
ケージ内の通気性を見直し、カビ対策もしっかり行いましょう。
“春の準備=冬を終わらせる準備”。
少しずつ温度を緩めて、ハムスターのリズムに合わせることが大切です。
まとめ|ハムスターが冬を快適に過ごすためのポイント

ハムスターが冬を快適に過ごすために大切なのは、「温度」「環境」「日々の習慣」の3つです。
どれか一つでも欠けると、寒さストレスや体調不良につながることがあります。
この記事で紹介した内容を意識するだけで、あなたのハムスターはこの冬を安心して過ごせます。
室温:20〜26℃/湿度:40〜60%
この範囲をキープすることで、ハムスターの代謝と体温が安定します。
温度が下がる夜間や早朝は、特に注意してくださいね。

- 温湿度計を設置する
体感ではなく“数字”で環境を確認しましょう。
- ヒーターを導入してケージの1/3を温める
逃げ場をつくり、過加熱を防ぐのがポイントです。
- 巣材を厚めにして保温力を高める
柔らかい紙素材やウッドチップをたっぷり敷いてあげてください。
これらの工夫だけでも、ハムスターの体感温度は2〜3℃アップ。
「寒さから守ること」は、“命を守ること”につながります。
\寒くなる前に、あたたかい居場所をつくってあげましょう。/